大阪でべっ甲の買取ならおたからや梅田1丁目店へ!
2021/12/31
皆様こんにちは!
本日は[鼈甲、べっこう]のことについて語っていきたいと思います。
・べっこうとは?
べっこうといえば皆様何を思い浮かべますでしょうか?
私は断然べっこう飴ですね!
その名の通り蜂蜜のようなとろりとした色で独特の光沢をもっています。
べっこう加工は中国より生まれ、ポルトガル人が長崎に伝えられました。
鼈甲と書き、材料は亀の甲羅から得られる角質をはがし水と熱を用いて加工されます。
中に極小な気泡と重ね合わせて作るため断層になっているのが特徴です。
肉眼では判別しにくいのでプラスチック製品と混同されることがおおいものです。
亀といいましても主にスッポンの甲羅を使用します。
加工しやすいので主に工芸品などの材料に用いられました。
江戸時代にはすでに流通しており職人の技術も向上したためメガネのフレームにも使用されていました。
徳川家康の眼鏡が有名です。
櫛やかんざし帯どめブローチ、ボタンなど常に生活のそばにありました。
現在ではその多くがプラスチックにお代替わりしましたが鼈甲柄に模すことが多くなりそれだけに魅力ある事がうかがえます。
プラスチックよりもお手入れがデリケートではありますが、人間の体温により微妙に変形することから、メガネなどその人特有の装着感になるといいます。
そのうえ様々な模様をつける事で非常に奥深い美しさを表現することができます。
べっこうにしか表せない美しさに魅了れること間違いないでしょう。
鼈甲といえば薄いオレンジ色を思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、実は多様にあります。
しろ甲、オレンジ甲、白茨甲、黒茨甲、黒甲、トロ甲など様々な種類を持ち合わせています。
この様々な組み合わせで様々な商品が世に送られています。
では鼈甲でもどのように価値が分かれるのかということになりますが、まずワシントン条約が結ばれる前に取引されていたタイマイという熱帯に住む亀が主に鼈甲の素材となっていました。
現在では取引中止となっておりますので希少価値の高いものとなっております。
また色と斑によって判別されます。
基本的にはべっ甲の色が薄く透明度の高いほうが高級といわれております。
日本独自の独特な味わいを持つべっこう細工となりました。
日々のお手入れを行えば長く使っていただく事も可能です。
扱いは簡単です。
べっこうはタンパク質でほぼ構成されていますので、酸性の物に弱い特徴がございます。
汗や、皮脂、メガネなら整髪料などの薬品にも注意です。
なのでこまめに拭き上げを行えば、長く使っていただけます。
年月が長くなりますと白くぼやけてしましますが、このような場合磨き上げを依頼しますと改善できるケースがほとんどとなります。
べっ甲のリングや鼈甲のネックレスなど古ければ古いほど貴重価値もあがりやすくなります。
原材料の仕入れがワシントン条約により禁止されているため、タイマイと呼ばれるべっこうになる素材の入手ができないため、タイマイで作られたべっ甲は美術品として希少価値がございます。
持ちろん買ったばかりのべっこうに関しましても価値はございますので、保証書などがございましたら必ず保管していただく事をお勧めいたします。
古いべっ甲ネックレスなども保証書がございますとなお高価買取の対象となりますので、是非ご相談くださいませ。
日本では透明度の高いしろ甲、西洋では黒いべっ甲が価値あるものとなっています。
しかしべっ甲は何にしても価値あるものには変わりませんので、素材のわからないべっ甲があればご相談くださいませ。