エルメス バーキン 30を査定・買取しました！

エルメス　バーキン 30を査定・買取しました！

2024/03/25

エルメス　バーキン 30を査定・買取しました！

今回は高級ブランドエルメスのバーキンをご紹介。エルメスといえばバーキン。中古市場でも高値で取引されるエルメスのコンスタンス・ミニについて解説します。

エルメスの歴史

1837年のパリに馬具工房として創業したエルメス（HERMES）から誕生しました。

最初は、馬具工房として立ち上がったブランドですが、自動車の発展による馬車の衰退を予見し、鞄や財布などの皮革製品に事業を転換していきます。

馬具工房として立ち上がったブランドのエルメスのコンセプトは、「職人技の伝承」、「移動・旅行のよろこび」と言われています。

そのため、エルメスのロゴには馬具工房に由来するデュックとタイガーが描かれています。

デュック：四輪馬車ティガー：従者このロゴには、馬車に乗る「人」が書かれていません。

そこには、「エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを御すのはお客様ご自身です」という想いが込められています。

エルメスのこだわり

エルメスは、1837年にフランスのパリでティエリー・エルメスによって高級馬具工房として創業されました。当時は馬車が主な交通手段であり、貴族や王族などの上流階級の顧客に馬具や鞍を提供していました。

1867年と1878年に開催されたパリ万博では、銀賞と金賞を受賞し、製造技術は高い評価を得ました。しかし、時代の流れとともに自動車が普及し始めると、馬具工房としての需要は減少しました。そこで、創業者の孫であるエミール・モーリス・エルメスは、馬具製作の技術を生かして皮革製品に事業を転換。

1892年には、後にバーキンの原型となるオータクロアというバッグを発表しました。これは当初は馬の鞍を入れるためのカバンでしたが、後に女性用のハンドバッグとして人気を博しました。その後もエルメスは、革新的なデザインや素材を用いて様々な商品を開発。

1923年には初めてファスナーをバッグに用いたデザインを発表しました。これは当時としては画期的な発明であり、ファッション界に大きな影響を与えました。1937年には今も続くエルメスの定番商品であるスカーフ「カレ」を発表しました。これは競馬場のレースダービーの騎手が着用していたものからヒントを得て誕生したもので、90cm×90cmの正方形で80色程度の精密なプリントが施されています。

また、エルメスはライセンスビジネスに一切参加せず、開発から生産・販売まで一貫してフランス本社で管理してきました。これにより高い品質とブランドイメージを維持し続けてきました。さらに、職人技の維持やブランド価値の保護のために、シャツや帽子などを発注していた会社を次々と買収しました。

エルメスは、自らのこだわりと伝統を守りながらも、時代のニーズに応える商品を提供し続けることで、世界的な高級ファッションブランドとしての地位を確立しました。

品物名

エルメスの"バーキン"は、フランスの高級バッグブランドとして世界的に知られるエルメスを代表する逸品です。

【バーキンの由来】
バーキンの名前の由来は、1980年代にエルメスの元CEOロバート・デュマスとイギリスの女性歌手ジェーン・バーキンが飛行機の中で出会ったことに始まります。バーキンがデュマスにぴったりのバッグがないと不満を漏らしたところ、デュマスはその場で新しいバッグのアイデアを思いついたと言われています。

【素材とサイズのこだわり】
素材は、トゴ産のマットクロコダイル革や、フランス産の最高級カーフスキンなどが使用されています。また、サイズは25cm、30cm、35cm、40cm、50cmの5種類があり、用途に合わせて選ぶことが可能です。

【1点1点手作業による製造】
バーキンは、エルメスの熟練した職人により1点1点丁寧に手作業で作られ、180以上の工程を経ます。この緻密な製造工程により、バーキンの高い品質と耐久性が生み出されています。

【限定生産と高額価格】
バーキンは、生産数が年間にそこまで多くなく限定的です。また、高額な価格設定となっており、最小サイズの25cmで約100万円、最大サイズの50cmで約250万円以上と非常に高額なため、中古市場でも高く取引される要因となっています。

【カスタマイズとウェイティングリスト】
バーキンはカラーやデザインのカスタマイズが可能で、お気に入りの1点を探し求める人々が多数います。また、入手が極めて困難なため、数年待ちのウェイティングリストがあるほどです。

このように、エルメスのバーキンは、由来や製造過程、価格設定など、様々な面でこだわりが詰まった高級バッグとして世界中の愛好家から熱い支持を集めています。