香木を査定・買取しました!
2023/02/02
香木を査定・買取しました!
今回は、香木を査定・買取致しました。 伽羅(きゃら)、沈香(じんこう)、白檀(びゃくだん)など種類は多数ありますが、そんな香木がなぜ高価買取できるのか?を踏まえながら解説していきたいと思います!
香木について
香木は、心地よい芳香を持つ木材のことをさします。
冒頭にもある通り、伽羅(きゃら)、沈香(じんこう)、白檀(びゃくだん)があります。
通常市販されているものは、小さく削ったものを加熱して芳香を楽しむのに使用されています。
香木の芳香のことを「香(こう)」といい、香りの元となる香木や香料がはじめて日本に伝わったのは、およそ1500年前の飛鳥時代といわれており、仏教儀礼に使われる道具のひとつとして、仏教と共に渡来しました。
平安時代になると、香りは雅なものとして扱われるようになり、 貴族たちは貴重な香木を使い、部屋や装束、文(ふみ)に焚きしめ、自己表現として楽しんだそうです。
香木の種類 白檀(びゃくだん)
和名を白檀といい、半寄生常緑の喬木で高さは3〜4m、樹肌は灰白色で滑らか。
葉や樹皮はほとんど香らず、心材部分に甘みのある東洋調には欠かせない芳香があるります。
このサンダルウッドには変種が多いですが、インド産のものが芳香性で高級品とされています。
●香調
インド産はソフトな甘いウッディ調のバルサミックな香気を有し、香気の持続性が著しいことで有名です。
産地により香りの特徴が異なります。
●産地
インド、インドネシア、オーストラリア、チモール、トンガ等。
香木の種類 伽羅(きゃら)
沈香の最高級品を伽羅と呼びます。
ベトナムのごくわずかな地域でしか採出されず、非常に希少且つ高価な香木です。
現在も詳しいことはほとんどわからず、沈香と伽羅の違いは含まれる成分の違いであると解釈されています。
大昔は天皇や将軍など、時の最高権力者、貴族や高僧、豪商といった人々しか香りを聞いたり、扱ったりすることができなかったほどの最高峰の香木です。
●香調
涼しさをともなった辛味や長く続く甘味、その他の酸味、苦味、鹹味とのバランスが良い。
●産地
ベトナムのごくわずかな地域。
香木の種類 沈香(じんこう)
沈香となる原木には香気がなく、老木や土中に埋没した倒木、枯木のほか虫食い等の様々な原因で傷つけられた傷害木に真菌類が作用して、
長い年月の間に薫香を発する樹脂が生成して沈香になります。
沈香は字のごとく水に沈む木であり、比重が大きく香物質の樹脂分が多いため沈香と呼ばれています。(諸説あり)
●香調
甘味、辛味、苦味、酸味、鹹味などで表現される香りであり、また香木によりそれぞれ特有の香り。
●産地
ベトナム、カンボジア、インドネシア、ミャンマー、ラオス等。
香木のでき方
原木には香気がなく、老木や倒木、枯木などの樹木の中に生成された樹脂が凝結し、樹木自体は枯れていく中で長い年月の間に酸素に触れずに熟成され、香りを発するようになります。
この樹脂は動物や虫に傷つけられたり強風に煽られたりしてできた傷を、樹木自ら治すために浸出したものです。
このようにして香木ができます。
原木は軽いですが樹脂の部分が重く水に沈むので、沈水香木または沈水香とも呼ばれ、そこから沈香といわれるようになったようです。
伽羅は沈香と同じ過程で作られます。
ビャクダン科の白檀は芳香をもつ樹幹から心材を割り出し、乾燥した後に更に割ったり刻んだりして使います。
香木が高価な理由
香木は種類や産出国、樹脂の蓄積度合いや蓄積箇所、さらに採取された年代などで大きく買取金額が異なります。
樹脂の乾燥などから香りの生成には100年以上もの年月が掛かると言われているため希少価値が大変高い高級嗜好品として有名です。
特に伽羅はベトナム産が最高級として知られておりますがほぼ採りつくされてしまっており、現在ではその希少性の高さから大変高額な取引がされております。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は香木の魅力に迫りました。
香木には、詳しい知識+正しい知識が必要です。
おたからや梅田一丁目店では、香木の高価買取を行っております。
他の買取店であまり値段がつかない場合でも、当店は+数万円で買い取るのは当たり前。
本日もお問合せお待ちしております。